ランダムウォークへの挑戦⑫ | Chapter2「学習」始動 ー零号機は何を学ぶべきなのかー(2026/8/2)

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はじめに

Chapter1「観測」では、Pythonを使って約11年半・1,720回の取引を様々な角度から分析しました。

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ここまでPythonを使って、零号機を様々な角度から分析してきました。月別成績、時間帯、曜日、保有時間、連勝・連敗、ドローダウン……。一つ一つを見るだけでは見えなかったものも、全体を俯瞰すると、このシステム「零号機」の性格が少しずつ見えてき…

月別成績、時間帯、曜日、保有時間、連勝・連敗、ドローダウンなど。

一つ一つの分析を積み重ねることで、零号機にはいくつかの特徴があることが分かりました。

しかし、ここまで分かったのは、「どのような結果になったか」だけです。

例えば、「保有時間が長い取引は負けやすい」という事実は分かりましたが、「なぜそうなるのか」に対してはまだ分析できていません。

今回から始まるChapter2「学習」では、観測した結果をもとに仮説を立て、その仮説を一つずつ検証していきます。

Chapter1で見えた零号機の特徴

まずは、Chapter1で分かったことを整理します。

観測結果考えられる疑問
1~4時間で利益が集中なぜ4時間以内なのか?
4時間以上保有すると急激に悪化長時間保有が原因なのか、それとも結果なのか?
火曜日だけ利益が突出市場参加者の影響なのか?
深夜帯は利益が少ないボラティリティ不足なのか?
ドローダウンは特定期間に集中共通する相場環境があるのでは?
連敗は意外と少ないEAのロジックは機能しているのでは?

以上がChapter1の「分析」で分かった診断結果です。

Chapter2でやること

Chapter2では、「特徴」ではなく原因を探します。

Chapter1では、零号機の特徴を観測しました。しかし、それだけでは「なぜその結果になったのか」は分かりません。

Chapter2では、観測 → 仮説 → 検証 → 改善 → 再検証という流れで、一つひとつの仮説を検証していきます。

そして最終的には、人間のように複数の視点から相場を判断する「MAGIシステム」の実現を目指します。

現在の零号機が記録しているのは、エントリーや決済といった取引結果です。

しかし、人間のトレーダーは、「ボラティリティは高かったのか」「トレンド相場だったのか」「どの時間帯だったのか」など、その時の相場環境も経験として蓄積しています。

零号機が本当に学習するためには、まず相場環境を含めた「経験」を記録できるようにする必要があります。

Chapter2は、その記録を作るところから始めます。

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