伊東潤氏の『義烈千秋 天狗党西へ』と吉村昭氏の『天狗争乱』を読み、私は旅に出ました。
武田耕雲斎・藤田小四郎ら率いる天狗党が、水戸から京都を目指し西へ進んだ1864年――
その果てに待っていたのは、処刑・斬首というあまりにも重い結末でした。
本では描かれなかった地形の険しさ、現地に今も残る碑や墓標、静かにたたずむ鰊蔵跡…。
この旅では、そんな彼らの足跡をたどりながら、写真・辞世の句・本の一節とともに、彼らの「義」の姿を追いかけています。
投稿一覧
訪問地一覧
地点 | 内容 | リンク |
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鰊蔵・武田耕雲斎らの墓(敦賀市) | 大量処刑された志士たちの墓所。今も花が手向けられる | 👉 記事を読む |
読んだ本
この旅の出発点は、義烈千秋 天狗党西へ(伊藤潤)でした。
彼らの行軍の厳しさ、理想の純粋さ、そしてあまりに悲しい結末に心を打たれ、実際に足を運んで確かめたくなったのです。
他にも参考にした文献:
- 天狗争乱(吉村昭)
- 現地の案内板や資料館の情報
訪問マップ
実際に訪れた龍馬ゆかりの地を、行程表とともに地図にまとめてアップ予定です。
写真・辞世の句・英訳を添えて、Instagramにも投稿しています。
👉 Instagramで見る(@kuro_nokami25)
まとめ
「義に殉じた」とは、どんな生き方なのか。
天狗党の旅は、敗北の記録でありながら、理想に殉じた者たちの誇りの記録でもあります。
彼らの歩いた道に立つことで、現代に生きる私たちもまた、自分の「信じる道」を考えさせられるのです。
これからも、彼らの足跡を辿る旅は続きます。