天狗党を巡る旅|義に殉じた志士たちの足跡をたどって

▲ 武田耕雲斎ら天狗党士の墓へ続く道

小説、『義烈千秋ぎれつせんしゅう 天狗党西てんぐとうにしへ』と『天狗争乱てんぐそうらん』を読み、天狗党を巡る旅に出ました。

武田耕雲斎たけだこううんさい藤田小四郎ふじたこしろうら率いる天狗党が、水戸から京都を目指し西へ進んだ1864年――
その果てに待っていたのは、処刑・斬首というあまりにも重い結末でした。

本では描かれなかった地形の険しさ、現地に今も残る碑や墓標、静かにたたずむ鰊蔵…。

この旅では、そんな彼らの足跡をたどりながら、写真・辞世の句・本の一節とともに、彼らの「義」の姿を追いかけます。


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訪問地一覧

地点内容リンク
鰊蔵・武田耕雲斎らの墓(敦賀市)大量処刑された志士たちの墓所。今も花が手向けられる👉 記事を読む
赤沼牢屋敷跡天狗党の家族らが処刑された場所👉 記事を読む
渋井の土壇場、吉沼磔刑場天狗党関係者が処刑された地👉 記事を読む
吉田境橋行刑場天狗党関係者が処刑された地👉 記事を読む
長岡原刑場跡・市川弘美の墓諸生党領袖・市川弘美の最後👉 記事を読む

天狗党を題材にした本

この旅の出発点は、『義烈千秋 天狗党西へ』(伊藤潤)と『天狗争乱』(吉村昭)でした。

彼らの行軍の厳しさ、理想の純粋さ、そしてあまりに悲しい結末に心を打たれ、実際に足を運んで確かめたくなったのです。


訪問マップ

実際に訪れた龍馬ゆかりの地を、行程表とともに地図にまとめてアップ予定です。


Instagram

写真・辞世の句・英訳を添えて、Instagramにも投稿しています。


まとめ

「義に殉じた」とは、どんな生き方なのか。

天狗党の旅は、敗北の記録でありながら、理想に殉じた者たちの誇りの記録でもあります。

彼らの歩いた道に立つことで、現代に生きる私たちもまた、自分の「信じる道」を考えさせられるのです。

これからも、彼らの足跡を辿る旅は続きます。

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